麻薬を使用・所持した疑いで逮捕された兵庫県警の警察官2人が懲戒免職となったことが分かりました。
先月、明石警察署の男性巡査(24)と葺合警察署の男性巡査部長(42)は麻薬取締法違反などの疑いで逮捕され、2人はきょう=28日付けで懲戒免職処分を受けました。
警察によると2人は以前同じ警察署に勤務していて、去年1月ごろ男性巡査(24)から仕事の悩みなどを相談された男性巡査部長(42)が「大麻を吸ったら楽になる」と言って大麻の使用を勧めたということです。
調べに対し男性巡査(24)は「大切な方々を裏切ってしまった」、男性巡査部長(42)は「家族や同僚のことを思うと取り返しのつかないことをしてしまった」と後悔の念を話しました。
今回の処分について兵庫県警の土山公一監察官室長は「警察職員としてあるまじき行為であり、厳正に処分した。県民の皆様には深くお詫び申し上げる」とコメントしています。