島根県隠岐の島町沖で11月27日、小型漁船が転覆し、その後この船に乗っていた77歳の男性が遺体で見つかりました。
海保が転覆の原因などを調べています。
亡くなったのは、隠岐の島町加茂の清川耕造さん(77)です。
27日午前8時前、加茂漁港の沖合を航行していた船の乗組員が転覆した船を見つけ118番通報しました。
海保によると「転覆した小型の船に男性がしがみついていて、乗組員がロープを投げたが力尽きて沈んでいった」ということです。
海保や警察が清川さんの捜索を続けていましたが、28日午前9時過ぎに船の近くで遺体で見つかりました。
清川さんはこの船で漁に出ていたということで、27日朝の時点の天候はくもりで、風速8メートル、波の高さが2メートルあり、海保が転覆の原因などを調べています。