政府は28日、大分市佐賀関で発生した大規模火災の被災者と被災地への緊急支援策を取りまとめた。
被災者に生活再建支援金として最大300万円を支給することや、住宅の応急修理に対する支援、仮設住宅の供与、災害廃棄物処理への補助などが行われる。
また、預金通帳を紛失した場合の払い戻しなど金融上の措置や、被災者の手続き負担を軽減するため焼失した建物の滅失登記を法務局が職権で行うことなども支援策に盛り込まれた。
木原官房長官は、「引き続き、政府一丸となって被災地・被災者のニーズを丁寧に聞きながら、自治体と緊密に連携し、最大限の支援を行っていく」と強調していて、赤間防災相が29日に現地を視察する。