大分県大分市で起きた大規模火災は依然鎮火には至っていません。
そんな中、28日から一部の被災者が規制区域への立ち入りを許可され自宅に一時的に戻る姿が見られました。
◆TOS甲斐菜々子記者
「規制線の中に入ることが出来る許可証を持った人たちがヘルメットやマスクをして自宅に向かっていきます」
この火事は11月18日に大分市佐賀関で発生し182棟が燃え、1人が亡くなりました。
火災現場周辺は現在も立ち入りが規制されていますが28日から一部の被災者が中に入ることが許可されています。
自宅が全焼していない人に許可証が136件発行されていて、生活用品などを取りに行けるようにすることが目的です。
◆自宅に戻った人は
「家の掃除かな、冷蔵庫の中の後片付け、それだけしかできない」
火事の発生から11日目を迎えましたが依然鎮火には至っておらず午前7時時点で82世帯114人が避難生活を送っています。