イギリスで、テディベアが気球で空へと登っていく様子がカメラに捉えられた。
気球は途中まで順調に上昇したものの、途中で一回転。
衝撃でクマは落下し、カメラの視界から消えた。
その後、地上で気球や装置は発見されたものの、クマは見つかっていない。

“気球の旅”で姿消したテディベア

イギリス南部で撮影されたのは、太陽に照らされながら、空へと登っていくクマのぬいぐるみ。
その名も「ブラッドフィールド」だ。

空を飛ぶブラッドフィールド
空を飛ぶブラッドフィールド
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行われていたのは、子どもたちと大学生が共同でテディベアを気球で宇宙に飛ばそうと企画した“クマの宇宙冒険”プロジェクトだった。

理科の先生は、「とてもワクワクすることに、ブラッドフィールドはきょう、宇宙へ飛び立ちます。うまくいけばパラシュートで降りてくる予定です」と話していた。

ブラッドフィールドの行方不明を伝える学校新聞
ブラッドフィールドの行方不明を伝える学校新聞

しかし、その後、子どもたちの希望とともに“冒険”へと飛び立ったブラッドフィールドが姿を消す事態になっていた。
いったい上空で何があったのか。

失敗でも貴重な体験になった子どもたち

ブラッドフィールドは多くの子どもたちが見守る中、気球に乗せられ空へと上がっていった。
さらに、順調に雲の上まで到達した。

激しく乱れる定点カメラ
激しく乱れる定点カメラ

しかし、その約10分後、“異変”が起き始める。
コントロールを失ったように大きく揺れ始めると、突然、逆さまにひっくり返ってしまう。

落下するブラッドフィールド
落下するブラッドフィールド

すると次の瞬間、衝撃に耐えきれず、気球から落ちてしまった。
落下した気球や取りつけたGPSなどは地上で見つかったものの、ブラッドフィールドは行方不明になってしまった。

子どもたちは、さぞ悲しんでいると思われたが…。
理科の先生は、「子どもたちはこの出来事を“冒険の一部”として受け止めているようで、悲しむというより、むしろ好奇心とワクワク感のほうが勝っているように思います」と、子どもたちの様子を説明した。

戻ってきていないブラッドフィールド(Southampton University Spaceflight Society)
戻ってきていないブラッドフィールド(Southampton University Spaceflight Society)

ブラッドフィールドは落ちたとみられる場所は分かっているものの、いまだ救出されていない。

今回の宇宙冒険を終えて、理科の先生は「私たちはこの素晴らしい経験に、奇跡のような結末が訪れることを、これからも期待し続けたいと思っています」と語っている。
(「イット!」 11月26日放送より)

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