地域防災に女性の視点を生かす女性防災リーダーの育成を目指し、11月26日、宮城県庁で意見交換会が行われました。
26日は、県内の各地域で防災に携わる女性など50人ほどが集まり、それぞれの経験や日頃の意識などを話し合いました。
参加者
「常に抱いているぬいぐるみ1個とかを子供に持たせる。それを持っているだけで避難所へ行っても、環境変わっても、子供は落ち着く」
東日本大震災では避難所でのプライバシーの確保や、生理への配慮、子供・妊産婦への対応など、女性の視点が足りないことによる課題が浮き彫りになりました。
県防災推進課 大江津矢子課長補佐
「リーダーの中に女性に参画してもらう必要がある。女性防災リーダーを増やし活発に活動してほしい」
県が認定する「防災指導員」のうち、女性は1774人と15%ほどにとどまっています。
(今年3月時点)