県内で、カキの大量死が広がっている問題で、公明党広島県議会議員団が、カキの養殖業者に対する経営の下支え体制の強化などを求めて、県に緊急要望しました。
呉市や東広島市といった県中部から東部の海域では、今年と来年に出荷するカキの多くが死滅し、大きな被害となっています。
県議会の公明党議員団の栗原俊二団長らは26日、県の農林水産局を訪問し、湯崎知事に宛てた要望書を手渡しました。
要望書では、原因分析や対応方針を早期に示すことや、カキの養殖業者に対する例年に見合う経営の下支え体制の強化、横断的に対応できる庁内体制の整備などが盛り込まれています。
【公明党広島県議会議員団 栗原 俊二 団長】
「横断的な対応をする対策本部や協議会が必要ではないかなと、ぜひお願いしたい」
【広島県農林水産局 向井 雅史 局長】
「生産者の声を聞きながら、できる限り早く対応できるものは対応していく」