26日朝、広島市中区の市道で酒に酔った状態で車を運転し、車2台と衝突する事故を起こした建設作業員の男(23)が、現行犯逮捕されました。

警察によりますと、広島市佐伯区の建設作業員塚本聖斗容疑者(23)は、26日午前7時ごろ、広島市中区白島九軒町の市道で、酒に酔った状態で軽バンを運転し、中央分離帯を超えて対向車線に飛び出し、止まっていた車2台に衝突した疑いがもたれています。

衝突された2台の車を運転していた20代と50代の男性は軽傷の見込みです。

駆け付けた警察官が塚本容疑者の呼気を検査したところ、呼気1リットルあたり0.99ミリグラムのアルコールが検知し、道路交通法違反の疑いで現行犯逮捕しました。(基準は呼気1リットルあたり0.15ミリグラム)

警察の調べに対し塚本容疑者は「酒に酔って車を運転したことに間違いありません」と容疑を認めています。

現場は安田女子中学校・高校の近くで、事故当時は通勤・通学の時間帯で、多くの人や車が通っていたということです。

警察は、危険運転致傷の疑いを視野に、酒を飲んで運転した経緯などをくわしく調べています。

テレビ新広島
テレビ新広島

広島の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。