11月27日に宮崎市で開幕する女子プロゴルフの今シーズン最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」。
11月25日は、選手たちが練習ラウンドなどで調整を行ないました。

今シーズンの最終戦となる「リコーカップ」は、ツアー優勝者やランキング上位者など40人しか出場できないメジャー大会です。
決戦の舞台となる宮崎市の宮崎カントリークラブでは、選手たちが本番を前に練習ラウンドを行ないました。

今年の大会には、宮崎県勢が5人出場。
このうち、今シーズンツアー初優勝を果たしたのは3選手です。

まずは、小林市出身の脇元華選手。
プロ8年目の脇元選手は、11月開催された伊藤園レディスで悲願のツアー初優勝を果たしました。
リコーカップは2年連続2度目出場、グリーン周りのアプローチやパットなどの感触を確かめていました。

(小林市出身 脇元華選手)
「去年とは違って優勝して(宮崎に)戻って来るのが目標だったので、それをかなえられてうれしいです。最後に地元で行なわれる大会なのですごく出たかったし、出るからには地元を盛り上げられるように上位争いをしたい」

大会初出場は、宮崎市出身でプロ2年目の菅楓華選手と日章学園出身でプロ1年目の荒木優奈選手です。
2人は日章学園時代の同級生で、リラックスした表情で一緒にラウンドしました。

菅選手は9月のミヤギテレビ杯ダンロップオープンでツアー初優勝。
今シーズンは34試合に出場して、予選落ちはわずか3回と安定感抜群。
持ち前の強気なパットでツアー2勝目を狙います。

(宮崎市出身 菅楓華選手)
「一つの目標でもあった大会なので、優勝して地元で出られることがすごくうれしいので頑張りたい試合。楽しみながらたくさんの人にいいプレーを見せられるように頑張りたい」

ツアールーキーの荒木選手は、8月のゴルフ5レディスで初優勝を飾りました。
今シーズンは35試合に出場しトップ10入りが13回、キレのあるショットを武器に難コースに挑みます。

(日章学園出身 荒木優奈選手)
「限られた選手しか出場できないので、最終戦をリコーカップで終えられることがうれしいし、プロ1年目から出られてよかった。ショットが得意なので、ピンをねらうショットをたくさん打てたらと思います」

高校時代から切磋琢磨し、お互いを認め合う若い2人のプレーにも注目です。

賞金総額1億2000万円、優勝賞金3000万円をかけた熱く華やかな戦いは、11月27日から4日間の日程で開催されます。

テレビ宮崎
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