西九州新幹線を貸し切った特別なツアーに子供たちが参加し、普段は入ることができない車両基地を見学しました。
JR長崎駅に入ってきた西九州新幹線「かもめ」。
初めて間近で見る子供も多く、興味津々です。
25日は新幹線を貸し切って特別なおでかけです。
見送りを受け、出発進行!
新幹線がトンネルに入ると・・・。
園児
「わぁ、夜になっちゃった!」「もうみんな寝よう」
貸し切り列車でのツアー「トレチャッタ!」は、新型コロナの影響で減った鉄道の利用を促そうと、JR九州が2024年4月に始めました。
西九州新幹線の貸し切りは今回で2回目です。
佐賀県の武雄温泉駅で折り返し、大村車両基地まで約1時間の列車の旅を楽しみました。
車両基地では、普段は入ることのできない場所へ。
JR九州の職員から、西九州新幹線は6両編成で長さが150mあることや、電気で動く仕組み、安全に線路を横断する方法などを教わりました。
園児は
「せ~の、右よし!左よし!(線路を渡る)」
今回のツアーには長崎市と諫早市、雲仙市の4つの幼稚園などから園児と保護者約140人が参加、大満足の様子でした。
園児
「楽しかった~!」「走るのが速かったからおもしろかった」
JR長崎駅 堀 篤史 駅長
「貸し切り列車にすることで、お子さまたちも車内で他のお客さまに遠慮せずに、楽しく過ごしていただけているというのが一番うれしいところかなというふうに思っています」
遠足や団体旅行での貸し切りにも対応していて、JR九州は今後、第3弾も企画したいとしています。