インターネットを使った銀行サービスを悪用する不正送金が全国で相次ぐなか、沖縄県内の金融機関がセミナーを開き、犯罪の事例を紹介するなど注意を呼びかけました。
琉球銀行が県内企業を対象に開いたセミナーには約80人が参加しました。2024年度に全国でインターネットバンキングを悪用した不正送金の発生件数は4000件を超え、被害額は86億円あまりにのぼっていて、県内でも被害が拡大しています。
セミナーでは、実際に県内で確認された不正利用の手口や金融機関を装う偽のメールなどを紹介し、注意を呼びかけました。
▼参加者:
会社へのメールで怪しいメールが増えていて、会社の安全を守りながら取り組んでいかないといけないなと決意を新たにしました
このほか、被害に遭わないために同じパスワードを使いまわさないことなどが呼びかけられ、参加者は熱心に聞き入っていました。