宮城県大崎市でイノシシの子ども「うり坊」が溝に転落した。発見者らは後ろ脚と前脚をつかみ「痛いかもしれないけど頑張れ」などと声をかけながら救出に成功。声をかけた男性は「恐怖や不安が目に見えた」と話している。

溝にはまった「うり坊」救出大作戦!

宮城・大崎市に響いた甲高い鳴き声。

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声の主はイノシシの子ども「うり坊」。

溝にはまったうりぼうを救出しようと、溝から飛び出た後ろ脚を男性が引っ張ってみると…。

もう1人が前脚をつかむことにも成功。

そして、救出成功!

発見者:
着地した後に「あれなんか景色変わった?」と戸惑い、山の方に走っていった。

今回の救出劇、気になったのが、救出した男性が「大丈夫、大丈夫。痛いかもしれないけど我慢して」「痛いかもしれないけど頑張れ」などとイノシシを励ましていたワケ。

発見者:
ガッツリ目があっていたんですよ。恐怖というか不安というか、そういうのがずっと見えていて、実家で動物を飼っているので、つい声が出た。

宮城県は、傷ついた獣などを発見した場合、県の機関に相談するとともに、やむを得ず応急対応する際などは素手で触らないなどの注意を呼びかけている。
(「イット!」11月21日放送より)

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