昨年度、宮城県内の学校で発生したいじめ重大事態の件数が、全国で最も多くなったことが分かりました。
文部科学省の調査によりますと昨年度、県内で認知されたいじめの件数は、小学校で９３２６件、中学校で２０６０件、高校で２７６件、特別支援学校で１０４件のあわせて１万１７６６件で、前の年と比べ２９５６件少なくなりました。
一方、いじめによって心身に重大な被害が生じる重大事態と認定された件数は、前の年より３９件多い６９件で、児童・生徒１０００人あたりの件数は、０．３件と、全国で最も多くなりました。
また、３０日以上欠席した不登校の児童と生徒の割合は、小学、中学、高校の全てで、去年より減少しましたが、いずれも全国的に高い水準となっています。
