10月の県内の企業倒産は3件で前の月と変わりませんでしたが、負債総額は約1割下回りました。

これは民間の調査機関、帝国データバンク長崎支店が11日発表したものです。

10月の県内の企業倒産は3件と、前の月と同じですが、負債総額は前の月より200万円(10.3%)少ない1億1700万円でした。

前年の同じ月と比べると4件減り、負債総額は2億3千万円下回っています。

倒産した3件はいずれも負債1億円未満の小口で、販売不振によるものでした。

帝国データバンク長崎支店は人件費の高騰や人手不足金利の引き上げなどが今後の動向を左右するリスクと指摘しています。

また、新型コロナ関連融資の返済についても、今後借り換え融資の返済時期がピークを迎えると予想されることから企業の倒産状況を注視する必要があるとしています。

テレビ長崎
テレビ長崎

長崎の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。