水俣病をめぐり、国が２０２６年度から不知火海沿岸の住民に本格実施する健康調査について、今週に先行調査に着手したことが分かりました。

環境省によりますと、先行調査は天草市と上天草市の住民約４０人を対象に行う計画で、今週、着手したことが分かりました。

国は１泊２日の日程で脳磁計とＭＲＩを組み合わせ、水俣病の原因物質であるメチル水銀による脳への影響を調べる考えです。

この調査をめぐっては、水俣病の被害者団体などが検査手法などに疑問を呈し、中止を求めています。

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