国内最大のツルの越冬地・出水平野で22日早朝、今シーズン最初のツルの羽数調査が行われ、29シーズン連続となる万羽ヅルを計測しました。
出水平野では先月21日に今シーズンの第一陣となるツルの飛来が確認されています。
22日午前6時過ぎに始まったツルの羽数調査には、地元の鶴荘学園と高尾野中学校のツルクラブの生徒や、県ツル保護会のメンバーらおよそ100人が参加しました。
調査の結果、この日はナベヅル1万2267羽、マナヅル949羽などあわせて1万3229羽のツルが計測され、29シーズン連続の万羽ヅルを達成しました。
高尾野中学校ツルクラブ 池上美羽部長
「いつもよりもツルの数が少なくて、調査はしやすかったです」
羽数調査は、今シーズンあと3回実施される計画で、次回は来月6日に予定されています。