沖縄県教育庁が、県内の高校生を中国に派遣する研修事業について、派遣先から「受け入れができなくなった」と連絡があったことから、今年は中止となりました。

県教育庁は、2012年度から毎年、語学や文化交流を目的に県内の高校生を中国に派遣していて、今年は11月29日から12月11日まで、県内の高校生20人が上海に滞在する予定でした。

しかし、18日に現地の学校から「受け入れられなくなった」と県に連絡があり、具体的な理由について説明は無かったということです。

高市総理の台湾有事を巡る国会答弁による、中国との関係悪化が影響していると見られていて、県教育庁は「生徒の学びの機会が失われてはいけない」として、代わりとなる研修を県内で実施しようと調整しています。

沖縄テレビ
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