東京・昭島市で、車列の前で見せつけるようにウィリー走行を行うバイクがカメラに捉えられた。専門家は道路交通法に抵触する可能性を指摘している。一方、海外でもウィリー走行を行うバイクが出没。オーストラリアでは、罰金と免許停止処分になった人もいる。
危険すぎるウィリー走行のバイクが出没
東京・昭島市で2日午前8時頃に撮影されたのは、前輪を地面から浮かせ、後輪だけで走行するいわゆるウィリー走行の瞬間だ。
当時、現場にいた目撃者は、「見た時はほんと何してんだ?って感情でしたね」と語っている。
バイクは信号待ちをしている車列に見せつけるかのように現れた後、ウィリー状態で走り去っていった。
交通ルールに詳しい高山弁護士によると、ウィリーで走行することは道路交通法に抵触する可能性がある。また、3カ月以下の拘禁刑または5万円以下の罰金が科せられる場合があるという。
オーストラリアではウィリー走行のお調子者を逮捕
一方、海を越えてオーストラリアでも、ウィリー走行するバイクの姿が撮影されていた。
こちらのウィリー走行のバイクは前輪を上げ、警察の前を走っていた。しかし、警察が横に並ぶと、サイレンに気づいたのかウイリー走行をすぐにやめていた。
結局、ライダーは警察官にバイクを止められ、「止められた理由は分かっているよね?」と危険運転を問い詰められることになった。
ウィリーで走っていたのは22歳の男性。制限速度110kmのところを155kmで走行していたという。男性はこの運転で、日本円で約30万円の罰金と6カ月間の免許停止の処分を受けた。
(「イット!」 11月18日放送より)
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