11月21日、年末ジャンボ宝くじの販売がスタート。名古屋駅近くにある「名駅前チャンスセンター」にも、朝から大勢の人が買い求めていました。
中には九州から訪れ、200万円分の宝くじを購入する客もいました。
200万円分購入した客:
「重いです。全部で3333枚が2つです。(Q.もし当たったら?)特に考えていないです。貯蓄です」
これまでに1億円以上280本、総額486億円の当選を出した、宝くじの聖地「名駅前チャンスセンター」。名鉄百貨店の再開発により、2026年3月に閉鎖することが決まったため、年末ジャンボ宝くじを買えるのは2025年で最後となります。
先頭に並んだ客:
「ここのチャンスセンター売り場は今年が最後なので、特に『人よりも一番先に来て並ぼう』という気持ちが強かったです。このままできれば残してほしいですけども、そうも言えないもんで」
エーエルエムの熊本一行支店長:
「この光景がなくなるということで、とても寂しいです」
2025年の「年末ジャンボ」は、1等前後賞の賞金は合わせて10億円ですが、その額は年々上昇しています。
41年前の1984年、当時の1等は、現在の年末ジャンボミニと同じ5000万円でした。
客ら:
「上がったけど、その分物価とか高くなっているから、そう変わらないんじゃないかな」
「5000万円あったんですか。ミニも買おうか悩んだんですけど、とりあえずジャンボだけで」
終戦直後の昭和20年、1945年は1等10万円だったのが、1989年に大台の1億円を突破。1998年の法律改正で、さらに金額の大型化が進んでいきました。
高額当選経験者:
「全部で5回当たったかな。1000万が1回と、100万が2回と、60万が1回。(毎回)ジャンボとミニを100枚ずつで200枚」
年末ジャンボ宝くじは12月23日まで販売され、大晦日に抽選が行われます。