高市首相の台湾有事を巡る発言に中国が反発を強める中、中国メディアは「日本でパンダが見られなくなる」と報じました。
中国・北京市の共産党メディア「北京日報」は19日、専門家の見解として「日中関係の緊張が続けば、中国はパンダの新たな貸し出しを停止し、日本でパンダが見られなくなる」と伝えました。
現在、日本国内にいるパンダは東京・上野動物園のシャオシャオとレイレイの2頭のみで、2026年の2月に中国への返還期限を迎えることになっています。
報道を受け20日、中国のSNSでは一時、「日本からもうすぐパンダがいなくなる」という言葉が検索ランキングで1位となりました。
パンダを巡っては、自民党の森山前幹事長が4月に中国側に新たなジャイアントパンダの貸し出しを要請していました。