広島県内の夢や目標に向かって頑張る子供たちを応援する夢キラリ。今年8月に行われた産経ジュニア書道コンクールで、最高賞となる文部科学大臣賞に輝いた広島市立大塚中学校 八反田真子さん(中3)にインタビューしました。
―大会を振り返ってどうでしたか?―
「芸術の継承」という文字を出しました。継承の「承」の字が太い所が特に多くて、私が太い字を書く事が得意なので、そこが一番見せ所かなと思います。「筆力の強さと表現の効果を最大限に発揮した力作」という評価をいただきました。
この賞を獲るためにずっと頑張ってきたので、すごく嬉しかったです。
―書道の良い所は何だと思いますか?―
メールでは文字のカタチが決まってるけど、手書きだったら、想いを字で表せる所があるので、そこが手書きの良い所かなと思います。
高校では、書道パフォーマンスや草書など専門的な字にも挑戦してみたいし、それ以外にもいろんな書道に関する事に取り組んでみたいと思います。
お手本を見て書く事も大事だけど、慣れてきたら少しずつ自分の字だと分かってもらえるような、そんな字が確立できたらいいなと思います。
―常に心にとどめている夢きらめく言葉はありますか?―
「貴方ならできる」で、書道教室の吉本先生に言われた言葉です。
普段はすごく面白くてユーモアのある先生なんですけど、書道の時は私が納得するまで教えてくれる優しい先生です。
自分の納得できる字が書けなくて自信がなくなっていた時に、この言葉をもらって「自分ならできる!次は書ける!もっといける!」みたいな、前向きに捉えられるようになりました。自分の中で書の正解というか、「自分がこうしたい!」というのを見つける事も先生への一つの恩返しになるかなと思います。
―将来の夢について教えてください―
書道している時はすごく楽しいので、自分が幸せでいられる時間の一つとして今後も書道ができたらいいなと思います。
夢キラリはTSSで毎週月曜よる8時54分から放送しています。