岩手県内で生産が盛んな鶏肉について学んでもらおうと、二戸市の食品メーカーが八幡平市の小学校で出前授業を行いました。
八幡平市の平笠小学校では11月19日、二戸市の十文字チキンカンパニーによる食育の出前授業が行われ、全校児童35人が参加しました。
授業では県産の鶏肉の特徴や、工場から出荷されるまでの過程などについて、社員がクイズを交えながら説明をしました。
また工場での作業の実演として骨付き肉の解体も行われ、児童たちは興味深そうに見入っていました。
授業の後の給食の時間には、十文字チキンカンパニーの鶏もも肉を使ったハーブ焼きが提供され、児童たちは命をいただくことに感謝しながらその味をかみしめていました。
児童からは「いつもよりおいしく感じた。命の大切さを感じることができたので、おいしく感じたと思う」「鶏に感謝して作ってくれてる人にも感謝して食べた」などの声が聞かれました。
この出前授業は12月、久慈市の小学校でも行われます。