東京で開催されている聴覚障害者のオリンピック『デフリンピック』。
卓球競技に出場している益田市・明誠高校の山田萌心選手が、女子ダブルスで銅メダルに輝きました。
今大会、卓球日本勢で初となるメダル獲得です。
11月18日に開幕したデフ卓球、明誠高校2年の山田萌心選手は、日本のエースとしてシングルス、女子と混合のダブルス、そして団体戦に出場します。
このうち山田瑞恵選手と組んだ女子ダブルスでは、準々決勝で韓国ペアを下し準決勝に進出。
準決勝では金メダルを獲得した中国ペアに敗れましたが、3位決定戦がないため銅メダルに輝きました。
今大会、卓球で日本勢初となるメダル獲得、山田選手にとっては2大会連続のメダル獲得です。
元日本代表コーチで明誠高校卓球部の岸卓臣監督によると、山田選手は「まだまだ力不足だと感じた一方で、中国勢と互角に戦えると実感できた」と話したということです。
山田選手はこのほか、混合ダブルスでのメダルは逃しましたがベスト8に進出。
残るシングルスや団体戦でメダルを狙います。