11月16日までの一週間、宮城県内で確認されたインフルエンザの患者数は、前の週のおよそ1.7倍となり、感染が急拡大しています。

県によりますと、16日までの1週間に、県内で確認されたインフルエンザの患者数は、1医療機関あたり80.02人で、前の週より32.91人増加しました。

保健所別では、仙南で137人、塩釜で94.9人、仙台市で76.54人、大崎で62人、石巻で57.4人、気仙沼で45人となっています。

患者を年代別で見た場合、20歳未満が全体の8割を占めていて、若い世代で感染が広がっています。

インフルエンザの感染拡大は去年よりも1カ月以上早いことから、県は「今後も患者が増加する可能性が高い」として、基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。

仙台放送
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