仙台市青葉区国分町のガールズバーで、泥酔した男性客のキャッシュカードを不正に入手し、ATMから現金50万円を引き出したとして、店の関係者ら4人が窃盗の疑いで逮捕された。
逮捕されたのは、ガールズバー「Queen」(青葉区国分町2丁目)を営業する男(25)、従業員の23歳と19歳の女2人、そして、警察によると「店と何らかの関係を持つ」とされる19歳の専門学生の男の計4人。
警察によると、4人は共謀し、10月7日午前5時ごろ、店の近くにあるコンビニのATMで、他人名義のキャッシュカードを使い、現金50万円を複数回に分けて引き出して盗んだ疑いがもたれている。
キャッシュカードは、客引きに連れられて来店した男性客のもので、男性は店内で酒を飲み泥酔していたという。
男性が酔いから覚めた後、見覚えのない引き出し記録に気づき、仙台中央警察署に相談したことで事件が発覚した。
警察は共犯事件のため、4人の認否を明らかにしていない。
19日には店舗や容疑者宅の家宅捜索を行っており、押収品などをもとに店ぐるみの犯行の可能性も視野に入れ、捜査を進めている。