日本郵便で酒気帯びの有無を確認する配達員への点呼が適切に行われていなかった問題です。国土交通省中国運輸局は岡山県にある2カ所の郵便局で、軽自動車の使用停止の処分を行いました。
この問題は全国の7割以上にあたる2391の郵便局で、配達員の飲酒の有無などを確認する点呼が、適切に行われていなかったことが分かったものです。
11月19日、全国の一部の郵便局に対し、軽自動車の使用停止処分を通知しました。中国地方では9カ所(岡山県2カ所、広島県2カ所、山口県2カ所、鳥取県1カ所、島根県2カ所)の郵便局が対象になっています。
このうち、岡山県では笠岡市の北木島郵便局(1台・29日)、総社市の美袋郵便局(1台・30日)の計2カ所が対象となっています。この処分は11月26日から効力が発生します。
▽中国地方 岡山県以外で今回、処分が出た郵便局
<広島県>
・可部
・生桑
<山口県>
・玖珂
・むつみ
<鳥取県>
・智頭
<島根県>
・頓原
・来島
中国地方では計76カ所(うち岡山県内17カ所)の郵便局に処分が出たことになります。