警察官などを装う特殊詐欺事件で、愛媛県松山市の女性が電話で詐欺事件の資金調査をでっち上げられ、現金100万円をだまし取られました。警察は被害届を18日に受け捜査しています。
被害にあったのは松山市内に住む会社員の女性(50代)です。
警察によりますと、女性は11月10日に警視庁の警察官を名乗る男から電話を受け、詐欺事件の容疑者に浮上しているなどとウソを言われました。
このあと電話を代わった岩手県警の警察官を装う男から、SNSでのビデオ通話で警察手帳のようなものを見せられたあと、検察などを名乗る男からも資金調査をでっち上げられ、市内のATMから指定された口座に現金100万円を振り込んでだまし取られました。
警視庁を名乗る男からの電話は「+」で始まる国際電話の番号だったということです。
警察は金融機関から不審な振り込みの連絡を受けて状況を確認し、特殊詐欺事件として捜査。警察が調査を口実に現金の振り込みを要求することはないと強く呼びかけています。
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