アメリカ・ニューメキシコ州の高速道路で、警察官によるブタの捕獲劇がカメラに捉えられた。ブタは輸送中に路面に落下してしまったとみられる。また、マサチューセッツ州のトンネルでは逆走するイヌが見つかり、警察官が奔走する騒動も起きていた。イヌは保護され、無事だという。
高速道路で“暴走ブタ”の捕獲劇
アメリカ・ニューメキシコ州で11日、警察官が高速道路で目にしたのは、まさかの光景だ。
それは暴走するブタだ。警察官は予想外の出来事に思わず、手袋をポロリと落とした。しかし、あたふたしているヒマはない。高速道路を封鎖して捕獲することになった。
警察官は全速力で追いかけ、捕獲のチャンスかと思いきや、ブタはくるりと方向転換してしまう。ブタも捕まらないように必死だ。
ならばと、2人で挟み撃ちにするよう壁に追い詰め、ようやく捕獲に成功した。警察官は「捕まえた!ドアを開けてくれ」と話し、ブタはパトカーに“連行”されていった。
そしてブタはパトカーの中に押し込まれて“拘束”されたあと、動物福祉局に送られた。なお、ブタは輸送中のトラックから落ちたとみられ、現在、引き取り手を募集中だという。
いったいどこから?トンネルを“逆走”するイヌ
一方、アメリカ・マサチューセッツ州のトンネルで6日、そこにいるはずのない動物の姿があった。
そこにいたのは“逆走”するイヌだ。警察はただちに道路を封鎖し、捕獲を開始した。警察官は両手を広げてイヌを迎えるが、素っ気なくスルーされてしまう。辛抱強く呼びかけるが、イヌには全く相手にされない状況だ。
ところが、警察官がトランクを開けた瞬間、トランクのほうではなく、自ら後部座席に乗り込んだ。
地元メディアによると、このイヌは近くの空港の駐車場から迷い込んだとみられ、その後、飼い主が見つかったという。
(「イット!」 11月18日放送より)
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