いよいよ雪のシーズンがやってきました。11月18日、強い寒気が流れ込み、新潟県内では山沿いで積雪を観測。また、大気の状態が非常に不安定で土砂災害などに十分な注意が必要です。
冬型の気圧配置で強い寒気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっている県内。
【記者リポート】
「パラパラと雨が降っている新潟市中央区。非常に冷たい風が吹き、手がかじかんで体の芯から冷えるような寒さです」
日中も気温が上がらず、最高気温は津南町で5.8℃、新潟市中央区で9.6℃など、すべての観測地点で12月並みに。17日と比べ10℃以上低くなった地点もありました。
【街の人】
「すごく寒くて真冬みたい。着る服は結構変えないといけないと思っている」
【街の人】
「風がすごいいちょう並木が大変そう。17日は暖かかったが、18日は寒い」
こうした中、山沿いでは…
【記者リポート】
「妙高市の燕温泉。降ってきた雪で一面真っ白です」
白く染まった妙高市の燕温泉では、車に積もった雪を払う作業に追われる観光客の姿もありました。
【東京からの観光客】
「朝起きたら真っ白だった」
17日は弥彦村で紅葉狩りを楽しんだというこちらの男性。一気に進んだ季節に驚いたようです。
【東京からの観光客】
「こんなに雪が降ると思っていなかったので驚いた17日まで紅葉を見ていて、今度は白ですごい」
18日午後5時現在、魚沼市守門で16cm、小出で4cmなどの積雪を観測していて、このあと19日朝までに降る雪の量は多いところで上・中越の山沿いで25cm、下越の山沿いで20cm、上・中・下越の平地で5cmと予想されています。
一方、大気の非常に不安定な状態が続き、上越を中心に大雨となる所がある見込みで、新潟地方気象台は上越で19日昼前にかけ土砂災害や川の増水に注意・警戒を、県内全域で18日夜遅くにかけ落雷や竜巻などの激しい突風に注意を呼びかけています。