18日は、寒気の影響で日中、気温が上がらず、県内すべての観測地点で最高気温が今シーズン最も低くなり、熊本市では師走並みの寒さとなりました。
あす午前中にかけて標高の高い所では雪が積もるかもしれません。
18日朝、天草市では冬の風物詩、浮島現象が見られました。
これは、暖かい海水と冷たい空気の温度差で海上に空気の層が発生して光が屈折する蜃気楼の一種。
倉岳町でも船が宙に浮いてるかのような光景がありました。
【浜田 友里子 アナウンサー】
「午後2時すぎの熊本市中央区です。吹く風が冷たく感じられます。街行く皆さんの服装を見ると厚手のコートを着たりマフラーを巻いたりと防寒対策をしています」
【市民】
「めちゃくちゃ寒い」
(寒くないですか?抱っこされて暖かいかな?)
18日の熊本市の最高気温は日付が変わってすぐの午前0時1分に観測した14.7度。ここから気温は徐々に下がり、日中は11度前後とほぼ横ばいでした。
熊本市以外の観測地点でも未明の時間帯に最高気温を観測した所が多く、天草市牛深で16.2度、南小国町で10度。
県内すべての観測地点で最高気温が今シーズン最も低くなりました。
九州北部地方の上空には、19日にかけてこの時期としては強い寒気が流れ込み、19日午前中にかけて標高の高い所では雪が積もる所がありそうです。
気象台は、交通機関などは積雪や路面凍結に対する備えが必要と呼びかけています。