雲の状況などを監視する機能に不具合が起きていた気象衛星の「ひまわり9号」について、気象庁は11月26日から観測を再開すると発表しました。
「ひまわり9号」は10月、衛星画像が通信障害のため表示できなくなる不具合がおき、予備の気象衛星に切り替えて、観測を続けていました。
気象庁によりますと、衛星のカメラのメモリーに異常があったということで、今後、同様の不具合が起きた場合は、関連機器を再起動して対応するとのことです。
気象庁は11月26日から「ひまわり9号」での観測を再開しますが、製作中の「ひまわり10号」で同様のトラブルが起きないようメーカーに要望したとのことです。