(菅井貴子気象予報士が解説 午後5時40分現在)

◆18日(火)夕方の積雪
 夕張市の12時間降雪量は47センチで11月として記録的な降り方となりました。
 夕方の積雪は50センチを超えたほか、
 層雲峡は33センチ、旭川は10センチです。
 札幌市内は、中央区5センチ、東区17センチ、北区35センチで、地域差が大きくなっています。

◆18日(火)の気温
 全道的に今季一番の寒さで、
 稚内や旭川は最高気温でもマイナスで真冬日でした。
 札幌は2.3℃で、平年を5℃も下回り、12月中旬並みの低温となりました。

◆予想降雪量(~あす朝)
 日本海側やオホーツク海側で雪や吹雪が続くでしょう。
 あす朝にかけて、斜里町周辺は20センチ、
 美瑛町周辺は15センチ、夕張市・由仁町周辺は10センチなどです。
 札幌市内は、中央区で5センチ、市内最大10センチです。
 水分を含んだ重たい雪なので、凍結しやすく、
 一層、路面も滑りやすくなりますので、ご注意下さい。

◆あす18日(火)の天気
 朝は雪の降る所がありますが、日中は回復するでしょう。
 午後は、広く晴れ間が出ますが、風は強く吹きそうです。
 十勝地方は空気が乾燥しますので、ストーブの火の元にご注意下さい。

◆あす18日(火)の気温
 朝は道東で冷え込みが強まり、北見の最低気温はー6℃です。
 最高気温は、前日より3℃前後高く、
 札幌は4℃、旭川は1℃、函館は4℃です。
 平年を下回り、師走の寒さが続くでしょう。

◆札幌の10日間予報 19日(水)~28日(金) 
 20日(木)は、南風が強まり、最高気温は10℃で、夜は雨が降りそうです。
 21日(金)の朝は、路面凍結にご注意下さい。
 3連休は天気の大きな崩れはなく、寒さが緩むでしょう。
 24日(月・祝)は、最高気温は15℃で、10月並みの高温です。
 来週は、再び10℃を下回りますが、平年より高い日が多いでしょう。

◆全道の週間予報 19日(水)~25日(火)
 20日(木)は、ゆっくり天気が下り坂で、夜は雨の降る所が多いでしょう。
 21日(金)は、道北で、雪が降りそうです。
 22日(土)以降は、寒さが緩み、雪が解けるでしょう。
 現在、雪がたくさん積もっている地域は、
 なだれや屋根からの落雪にご注意下さい。

北海道文化放送
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