福島県川内村に新たな交流拠点がオープンした。
11月14日川内村に開所した交流拠点「うまわーる」。川内村とゆかりのある詩人・草野心平が詠んだ詩と「増えて、広がる」ことを意味する「殖(うま)わる」が施設名の由来となっていて、人々の交流が生まれ広がっていく願いが込められている。
建物は原発事故で川内村が全村避難となった14年前に、ドイツから寄贈された仮設集会所を移設して利用していて、会議室やコワーキングスペースなどが整備されている。
川内村の遠藤雄幸村長は「人口が急激に減っていて、その課題を解決するための拠点の一つが新たにできたのかなと思っています」と話した。
「うまわーる」は川内村の住民以外も利用することができる。
(※当面の間 月・水・金曜の午前9時から午後5時まで)