11月17日、岩手県は県央保健所管内の教育・保育施設で、ノロウイルスによる感染性胃腸炎の集団発生があったと発表した。
園児と職員合わせて22人が嘔吐や下痢などの症状を訴えているという。
県によると、11月12日に県央保健所管内の教育・保育施設(園児127人・職員35人)から複数の園児と職員に嘔吐や下痢などの症状があると保健所へ連絡があった。
調査した結果、11月6日から11月13日にかけて、園児19人と職員3人のあわせて22人に嘔吐や下痢などの症状があったことがわかった。
全員が回復に向かっているという。
糞便検査の結果、症状のある3人からノロウイルスが検出された。
県は感染対策として、用便後や調理前、食事前には石けんで十分な手洗いを行うことや、嘔吐をした場合は、部屋の換気を十分に行いながら、マスクやビニール手袋等を用いて片付け、嘔吐した場所や使用した用具を塩素系漂白剤で消毒するなどを呼びかけている。
※県央保健所管内は八幡平市・滝沢市・雫石町・葛巻町・岩手町・紫波町・矢巾町
(岩手めんこいテレビ)