ウクライナのゼレンスキー大統領は17日、フランスを訪問し、フランス製戦闘機「ラファール」を最大100機調達することを含む合意文書に署名しました。
ゼレンスキー大統領は17日、フランスのマクロン大統領とともにパリ近郊にある空軍基地を訪れ、ウクライナがフランス製の防衛装備を購入することなどを盛り込んだ合意文書に署名しました。
合意には、ウクライナがフランスから戦闘機「ラファール」最大100機や、次世代防空ミサイルシステムを調達するほか、ドローンの共同開発開始も含まれるということです。
また、ゼレンスキー氏はパリ近郊にある「多国籍部隊」の司令部も訪問しました。
ウクライナとロシアの「停戦」が実現した場合、この部隊がウクライナの「安全の保証」を提供するため現地に派遣される見通しです。
マクロン大統領は会見で「ウクライナはヨーロッパを防衛する最前線に立っている。軍を近代化する支援を継続していく」と合意の意義を強調しました。
