海の資源を生かして長崎を稼げるまちに。
国が「造船業の再生」を掲げる中、海に関わる産業の活性化などについて話し合うフォーラムが、14日長崎市で開かれました。
フォーラムには海洋産業や造船業、商工会議所などからオンラインも含めて約270人が参加しました。
日米両政府が造船分野での連携を強化することになり、長崎県内でも造船業への追い風に期待が高まっています。
長崎市の鈴木市長がアピールしたのは、造船業振興のための環境整備や産学官一体となって進めているカーボンニュートラルの取り組みなどです。
長崎市 鈴木 史朗 市長
「ポテンシャルをいかして基幹産業として様々な分野を発展させていくことが今、求められている」
大島造船所は、これまでの歩みや香焼工場の活用を含めた今後の事業について展望を語りました。
大島造船所 竹山 仰 代表取締役副社長(経営本部長)
「浮体式洋上風力発電は今後の再生エネルギーの柱と目されている」「より地域との関わり合いが密接なこうした事業のために、一定のスペースを設け積極的に対応していきたいと考えている」
このほか、洋上風力発電に関する国の動きや各地での取り組みなども報告されました。