「緊急一時避難施設」に指定されている仙台市若林区の小学校では、弾道ミサイル飛来を想定した避難訓練が行われました。
若林区の大和小学校です。校庭で多くの児童が遊ぶ中…。
「訓練、訓練、ただ今ミサイル発射情報が発表されました」
避難を呼びかける放送を聞いた児童たちが、一斉に昇降口に走り出します。
教室にいた児童たちは窓ガラスから離れ、机の下にもぐるなど頭を守る体勢をとりました。
この訓練は国や県、仙台市などが連携して2年前から実施しているもので、弾道ミサイルが発射された際の避難行動を児童たちにも理解してもらおうと、今回初めて小学校で行われました。
5年生
「防災頭巾をかぶって、窓から離れるのが難しかったです。びっくりはするんですけど、その次にどうするかを考えたいです」
県復興・危機管理部 豊嶋潤危機管理監
「Jアラートが鳴った場合には建物の中に避難して、建物の中でも中心部・地下のような堅固な建物に避難するようにお願いしたいと思います」
県などは、来年以降も継続して、同様の訓練を行う予定です。