11月17日は暖かくなりましたが、18日は一転、冬を思わせる寒さになりそうです。今シーズン一番の強い寒気の影響で、西部の山沿いでは、18日にかけて雪が降り、積雪となるところもありそうです。

こちらは、17日昼頃の仙台市内の様子です。上着の前をあけたり、手に持って歩く人の姿も見られました。

発達中の低気圧に向かって暖かい空気が流れ込み、17日の県内は、気温が上昇。最高気温は、名取で22.5度、仙台で22.1度など、平年を8度前後上回り、9月下旬から10月下旬並みの暖かさになりました。

ただ、18日は、強い寒気が流れ込むため、一転して、冬のような寒さになり、西部の山沿いでは、雪が降る予想となっています。

17日の暖かさからすると、信じられないような気もしますが、18日は冬のようだと…。

平野貴久 気象予報士:
極端な暖かさのあとは、極端に寒くなるというのが、天気というものです…。

18日は西高東低の強い冬型の気圧配置で、今シーズン一番の強い寒気が流れ込みます。
まず、気温がガクッと下がりそうです。

18日の最高気温は各地で1ケタ。17日と比べると10度以上低く、12月上旬並み。風も吹きますから、体感的にはさらに寒くなるかもしれません…。

そして、山沿いは雪…今夜、山の標高の高い所は雪が降り始めます。18日の明け方になると、さらに雪の範囲が広がります。

雪のピークは寒気がさらに強まる、18日の夜になりそうです。

関山峠や、鍋越峠などの峠道は積雪になる可能性があります。

車での峠越えは必ず冬用タイヤを履いて、いつも以上に慎重な運転をお願いします。

仙台放送
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