宮崎県小林市出身の女子プロゴルファー脇元華選手が16日、プロ8年目で悲願のツアー初優勝を飾りました。
脇元選手はUMKの取材で、初優勝の喜びを語ってくれました。
11月16日に千葉県で行われた伊藤園レディス最終日、首位と2打差・8位でスタートした脇元。
この日はショットの調子が良く、13番から16番まで4連続バーディーを奪います。
最終ホールを終え、8バーディー1ボギーの65でフィニッシュ!トータル16アンダー、逆転でツアー初優勝を飾りました。
(脇元華選手)
「父をはじめ、おばあちゃんなど本当に家族のみんなに支えられてきたので、初優勝を届けられたことを本当にうれしく思います」
脇元選手は小林市出身の28歳。
父・信幸さんの影響で8歳からゴルフを始めます。
(脇元華選手・当時中学3年)
「将来の目標はプロゴルファーです」
「宮里藍さんのような海外で活躍できる選手になれるよう頑張ります」
宮崎日大高校卒業後、その言葉通り2018年にプロテストに合格。
プロ8年目の今シーズン、デビュー202試合目でのうれしい初優勝となりました。
優勝から一夜明けた17日、脇元選手は…。
(脇元華選手)
「お世話になった方々や家族にいい報告ができたのですごくうれしい」
腰痛を抱えながらツアーを戦っていた脇元選手、苦しいと感じることも多かったと話します。
(脇元華選手)
「レーザー治療やハリ治療など色々いっぱいやってきた。今週は薬をのみながらやっていて、基本的にずっと苦しかった。やっとプロになってゴルフやってきてよかったと思えた瞬間だった」
(オカファーアナ)
Q.小林の地元の方から連絡来てますか
(脇元華選手)
「懐かしい方からも連絡が来ているのですごくありがたい」
一番近くで支えていた父の信幸さんは・・・
(脇元選手の父・信幸さん)
「ここまで寝られない日になるとは想定外だった。よくやってくれた!私の娘だなと思った。仕事と娘の夢と両方きちっとやっていきたいという思いがずっとあって、やっとご褒美がきた感じです」
脇元選手は今回の優勝で来シーズンのシード権に加え、地元宮崎で来週開催されるリコーカップの出場権も獲得しました。
(脇元選手の父・信幸さん)
「祭典みたいな形。一年間頑張ったメンバーだけで集まる。小さい時から見ていていつか娘が大会で出る姿を想像していた。特に優勝して出られるというのはうれしい」
(脇元華選手)
「やっぱりリコーカップはジュニアの頃から見に行っていた。優勝して宮崎に戻るのも目標だった。すごく楽しみだし宮崎盛り上げていけるように頑張りたい。優勝目指して!」
脇元選手の凱旋出場となるリコーカップは、11月27日から宮崎カントリークラブで開催されます。