武装したテロ工作員が原発内に侵入したことを想定した訓練が17日玄海原発で行なわれました。

17日玄海原発で行われた海外からのテロ事案を想定した共同実動訓練には、警察、陸上自衛隊や海上保安庁の職員など約110人が参加しました。
機関銃や化学兵器など殺傷能力のある武器などで武装した工作員の侵入を想定し、緊急走行するパトカーに続いて3台の自衛隊車両が現場に到着しました。

その後、発電所内で非公開の訓練を行い、テロリストを排除するまでの各機関の連携を確認したということです。

【県警本部警備部機動隊 長健二中隊長】
「原発内は色々と制限もあると思うんですけど、その中でできる最良のですね、ことをやっていきたいなと思います」
【陸上自衛隊第4師団第16普通科連隊 吉村雄太第一中隊長】
「自衛隊と警察っていうのはこういう事態対処においては切っても切り離せない関係ですのでしっかりと顔と顔を見合わせたお互いの協力体制というか、そういうところもしっかりと培っていきたいなと」

玄海原発でテロを想定した訓練を行うのは、今回で3回目ということです。

サガテレビ
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