全面的なキャッシュレス決済が導入された大阪・関西万博。
会計処理の短縮に繋がったとの効果検証が発表されました。
会場内のグッズショップや飲食店などで買い物などをした際の支払いは、原則キャッシュレス決済に限定されていました。
その結果、博覧会協会によると、決済処理にかかる合計時間は、現金での決済と比べて、10分の1に短縮されるなどの効果が確認されたということです。
一方で、システムを導入した店舗が、カード会社などの事業者に支払う手数料の負担が課題として指摘されました。
また来場者のうち、今後もキャッシュレス決済を「利用したい」と答えた人の割合は9割を超えたということです。
【博覧会協会企画局参事 谷川淑子氏】「現金が扱えないという条件が付いていると人の行動は変わるということは今回証明できたのではないか。
トータルで見た時には、『現金扱わない方がメリットあったよね』と実感頂けたかなとは思います」
全面的なキャッシュレス決済は、横浜市で2027年に実施される国際園芸博覧会でも導入される方針です。
(関西テレビ「newsランナー」2025年11月17日放送)