秋田県内に住む外国人が日本語の能力を披露する「日本語スピーチコンテスト」が、秋田市で開かれ、参加者が自由なテーマでスピーチしました。
このコンテストは、県内に住む外国人の日本語の表現力の向上を図ろうと、秋田ユネスコ協会が毎年開いています。スピーチのテーマは自由で、内容や構成など4項目で審査されます。
16日は12人が出場し、日本で経験したことや将来の夢などを5分の持ち時間の中で発表しました。
このうちベトナム出身のクアン・リン・フォンさんは、日本に来たときに感じたことやその後の心境の変化についてスピーチしました。
クアン・リン・フォンさん:
「部屋で一人になると少し寂しくなった。でも新しい友達ができたり日本のクラスに慣れてきたりして、ここも自分の家みたいだなと思えるようになった」
出場者は、一言一言心を込めて思いを伝えていました。