創建140年、福島市森合にある東光寺には、看板のない隠れ家的な子ども向け遊び場がある。子どもを守る神「鬼子母神」が祀られている同寺は、2024年に客殿をリニューアル。行事がない日には、子どもたちが思い切り遊べる空間として開放している。
■住職の驚きの前職
どうして遊び場を作ったのか?七代目住職の齊藤幸弥さんに話を聞くと「10年ほど前に幼稚園の先生をやっていた。子ども達が楽しく遊べる施設ができればなと思いつくった」という。
何度か利用しているという保護者は「お寺なのに、こんな空間があることにびっくり」と話し、ママ友の間でも話題になっているという。
この東光寺の遊び場は、施設の維持・管理のために利用時間30分ごとに100円の協力金をお願いしている。
■ランチも充実
また遊び場のすぐ隣のスペースでは、ランチをいただくことができる。食材や調味料などにもこだわった身体に優しい、栄養たっぷりの手作り定食を毎週木曜日から土曜日で提供している。もちろん子ども用のメニューもある。
食事だけの利用もできるので、おひとりさまでもお友達と一緒でも楽しめる。
■壊れたおもちゃも
子どもたちの笑顔のために様々な取り組みを行う東光寺では、おもちゃの修理もしてくれる。
月に2回開催する「みんなのおもちゃクリニック」では、壊れたおもちゃをボランティアが無料で修理する。ぬいぐるみやラジコン、電子おもちゃなど修理を希望する場合は、遊び場開館の日に電話で確認を。
※開館日はホームページまたはインスタグラムで紹介