天皇皇后両陛下が、東日本大震災から15年となる2026年の春にも、宮城・岩手・福島の被災3県を訪問される方向で検討が進められていることが分かった。
両陛下が東日本大震災に関連して被災3県を直接訪問されるのは、即位後初めてとなる。

震災から10年となった2021年の3月17日には、コロナ禍で現地訪問を控え、「オンライン行幸啓」が行われた。 両陛下がお住まいの赤坂御所と宮城県庁・気仙沼市役所・山元町役場の3カ所をインターネットで結び、画面越しに県内の被災者と交流された。

また、2023年6月には定例の地方公務のため岩手県を訪れ、津波で甚大な被害を受けた陸前高田市で慰霊碑に供花されている。
震災から14年となった2025年3月11日には、御所で黙祷を捧げられた。

両陛下は震災後、被災地を見舞い続け、記者会見でも被災者への思いを繰り返し示されてきた。節目を重ねても、被災地と被災者に長く心を寄せられている。

仙台放送
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