11月、長崎市内の飲食店で鶏のたたきなどを食べた4人が下痢などの症状を訴え、カンピロバクターによる食中毒だったことが分かりました。
長崎市保健所はこの店を11月14日までの2日間、営業停止処分としました。
食中毒が発生したのは長崎市京泊3丁目の飲食店「林屋」です。
11月3日に店で食事をした長崎市の福祉施設の職員16人のうち、20代から60代の男女4人が、11月5日から7日までに下痢や発熱、腹痛などの症状を訴えました。
4人全員からカンピロバクターが検出されたということです。
店で提供された「鶏むね肉のたたき」の加熱が不十分だったとみられています。
長崎市保健所は食中毒と断定し、この店を14日まで2日間の営業停止処分としました。
県内では2025年に入り、食中毒が14件発生し、64人が発症しています。(※11月13日現在、今回を含む)