南陽市宮内の熊野大社にそびえ立つ大イチョウが見ごろを迎えている。

県の天然記念物に指定されている巨木は、樹齢が推定で850年。
根周り7.7メートル、高さ30メートルに及び、境内を黄色く彩る紅葉シーズンは多くの人でにぎわっている。

熊野大社によると、2025年は夏の暑さが影響したせいか、色づきが例年より遅れていたが、今週に入ってから冷え込んだことで色づきが進み、見ごろを迎えたという。

晴天となった13日、鮮やかな黄色の葉と青空のコントラストが楽しめる絶好の日となり、参拝に訪れた人たちは足を止めてじっくりと眺めたり、写真に収めたりしていた。

(山形市から)
「毎年、きれいで来ています。(Q.今年は?)めちゃくちゃ良いタイミング。イチョウもモミジもきれいですごく良かった」

(高畠町から)
「古くて立派な木の紅葉なので、ピンポイントでねらっていました。(Q.ねらった通りでしたか?)はい。良かった。うれしい」

紅葉の見ごろはこの先1週間とみられ、その後、境内は散った葉によって黄色いじゅうたんを敷いたような光景へと移り変わる。

さくらんぼテレビ
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