先月閉幕した大阪・関西万博のシグネチャーパビリオンに使われていた「かや」が大阪府に譲渡されることになりました。
贈呈式では、シグネチャーパビリオン「EARTHMART」のプロデューサーで放送作家の小山薫堂さんから大阪府の吉村知事に「かや」が手渡されました。
「食べ物を通じていのちを考える」をテーマとしたシグネチャーパビリオン「EARTHMART」のかやぶき屋根は当初から再利用が計画されていました。
府は、譲渡された「かや」を豊中市の日本民家集落博物館にある民家のかやぶき屋根のふき替えに使う予定です。
【吉村知事】「思い出だけでなくレガシーとして伝えていくことが大切。万博ロスの人は豊中の日本民家集落博物館に行ってほしい」
また、府は、次世代に文化を継承する取り組みとして、子どもたちのかやぶき体験などを企画する予定です。