9日に投開票された南城市議会議員選挙は、議会を解散した古謝市長の不信任決議に賛成の意向を示す議員が多数当選し、古謝市長が失職する公算が大きくなりました。
南城市議会は古謝市長のセクハラ問題を受け、9月に不信任案を可決し、市長は辞職せずに議会を解散しました。
9日に投開票された市議会議員選挙では前職が17人、元職が1人、新人が2人当選しました。
沖縄テレビなど報道各社が行った合同アンケートでは、選挙後に古謝市長への不信任案が再度提出された場合の対応について18人が賛成、2人は未定と回答しています。
選挙後、初めての市議会は来週以降に開かれ、不信任案が再び可決される見通しで地方自治法の規定に基づく古謝市長の失職は避けられない情勢です。
今回の市議会議員選挙の投票率は58.12%で前回3年前を9.81ポイント下回り過去最低となりました。