県内の若手生産者が育てたコメの味を審査するコンテストが鶴岡市で開かれ、鶴岡市の農家が育てた「つや姫」が最優秀賞に選ばれた。
「鶴岡ごはん日本一」は、米どころ鶴岡をPRし、県産米のおいしさを多くの人に知ってもらおうと、40代までの若手農家を対象に毎年開催されている。
2025年は県内各地から46人の応募があり、分析器での1次審査・地元料理人による2次審査を勝ち抜いた8人のコメが、9日の決勝大会に駒を進めた。
審査員の投票の結果、鶴岡市羽黒町の庄内おばこ農場・齋藤優幸さんの「つや姫」が最優秀賞に選ばれた。
(最優秀賞・齋藤優幸さん)
「つや姫本来のおいしさはもちろん、甘みや香り立ちも良く、粒も1粒1粒しっかりとしたおいしいコメができた。鶴岡市一丸となって全国にコメが売れるように頑張っていきたい」
最優秀賞に輝いた齋藤さんには新車の軽トラックが贈られた。