今月2日に行われた富山マラソン。10回目の節目の大会で見事、新記録で女子優勝を果たしたのが、砺波市出身の守内美結さん。
異色の経歴を持つことでも注目されている守内さん。大会後、職場で待っていたのは・・。
10回目の節目を迎えた富山マラソン。
国の内外から約1万5000人が出場するなか、女子で初優勝を果たしたのが・・。
砺波市出身の守内美結さん、25歳。2位以下に大差をつけ、 2時間37分9秒の大会新記録で優勝しました。
そんな、守内さんの仕事とは・・
大会後、休養をとり、6日仕事に復帰しました。
「美結ちゃんおめでとう」
「また頑張ってよ」
仲間の快挙に職場はお祝いムード。
こんなサプライズも・・。
壁には同僚からのお祝メッセージ。
*守内美結さん
「(富山マラソン後)初めて出勤してびっくりした」
*研修医の同僚
「おめでとうございます。皆さんからサプライズできのう貼った。本当に同じ職、同業者なのかと思うほどびっくりしている」
*研修医の同期
「毎日朝走って夜も走って仕事も毎日真面目にしていて尊敬している」
守内さんは、今年3月に医師の国家試験に合格、4月から砺波総合病院で働く研修医です。
様々な診療科をまわりながら知識と経験を積む研修医は多忙な事で知られていますが、そこは負けず嫌いの守内さん朝と夜、欠かさずトレーニングを行ってきました。
*砺波総合病院 消化器内科 湊友佑医師
「今回もすごい成績を収めて帰ってきたなと」
*守内美結さん
「管のなかを通す練習をする」
優勝から4日後、6日の朝も。
*守内美結さん
「日によるが6時半ごろから走ることが多い。朝晩でトータルで20キロになるように調整して走っている。朝動くことで仕事も頭がすっきりした状態で始められる」
「朝の空気は清んでいて気持ちが良くて、楽しくて充実した1日が過ごせる」
Q守内さんにとってマラソンとは?
「アイデンティティ」
朝から10キロを軽やかに駆け抜けます。
*守内美結さん
「(将来は)外科系がやってみたい。患者に信頼してもらえるような医者になることが目標。少なくとも研修医の2年間のうちは今のような生活が続くと思うので競技と仕事を今まで以上に両立できるように頑張りたい」
「来年もさらに記録更新、連覇を狙っていきたい」
仕事とマラソンを両立しての優勝、本当に素晴らしいですね。
医者とランナーの二刀流、今後の活躍も期待したいです。